長期ホームステイ

大人が企画するキャンプや自然体験が主ではなく、自給的な暮らしを子どもたちが主体的にクリエイトしながらただただ暮らし、遊び、屋久島の自然の生態系の一部となっていくような場です。自然の中で生きる力が育まれるような体験をちりばめながらも、一人ひとりの「これをやりたい!」という好奇心を最大限尊重し、自らの心に湧き出た思いを実現できるよう大人がバックアップしていきます。その暮らしが自然に配慮したものであることは言うまでもありません。

1日の流れは食事づくりからはじまり、暑くなったら沢や海で遊びながらも、食材調達のため、釣りやモリツキをします。燃料は薪なので、薪集めや、火の起こし方も学んでいくことになります。

暮らし、遊び、生きるための仕事。

この3つに境界のない世界で他者と協力しながら1日1日を乗り越えていく過程で、子どもたちは自己肯定感と協調性を兼ね備えながらたくましく成長していきます。そんなシーンをこれまでたくさん目にしてきました。

どんな暮らしかは動画の方が分かりやすいと思うので、以下に映像を貼り付けておきます。

そのほか、子どもにフォーカスした動画は以下のURLにまとめられているのでアペルイの世界観をもっと知りたい方はご覧ください。https://www.youtube.com/playlist?list=PLYODApcmQCCc36drIck3GRKoK1SwPmXU7

 

●対象者

小学生〜高校生

●料金

10,000円×日数(2週間以上の滞在の場合)

15,000円×日数(2週間未満の滞在の場合)

※島内在住のお子さんは5,000円×日数(親御さん同伴で、いっしょに子どもたちの場を共につくりあげてくれる場合は無料。)

※料金に含まれるものは、宿泊費、3食(昼食、夕食、次の日の朝食)、アクティビティ体験費、行動食

※料金は事前に指定の振込先に入金してください。予約完了時に振込先はお伝えします。

※日帰りの場合は島外のお子さんは10,000円(昼食込み)、島民は3,000円(昼食込み)となります。

●持ち物

ザック・サンダル・スニーカー・マリンシューズ・水着の短パン・ラッシュガード(水着の上着)・着替え(汚れても良い古着)・帽子・水筒・お弁当箱・ヘッドライト・洗面用具・タオル(最低3枚。バスタオルは不要。)・常備薬・保険証コピー・得意な遊び道具(電子機器をのぞく手品や楽器など)

※ヘッドライトなど購入しなければならないものはこちらでレンタルすることも可能です。必要な際はお問い合わせください。※荷物が多くなることとナイフなど機内に持ち込みできないものなどあるため、事前に下記住所にお送りすることをお勧めします。

●持ち込んじゃダメなもの

ipad、ゲーム機、お菓子

※連絡用でスマホを持たせる場合は、アペルイに到着した際にお子さんから預かり保管します。

〒891-4311 鹿児島県熊毛郡屋久島町安房2480-28 アペルイ 田中俊三 宛 TEL: o8o-8357-3308

●移動手段

屋久島空港までお子さんご自身で来てもらうことになります。そこからお子さんの冒険がスタートします。屋久島空港まではスタッフが送迎します。

●保険について

当店は賠償責任保険には加入していますが、傷害保険は加入しておりません。もし万が一のお子さんの怪我などに対して保険をかけたい場合は、事前に各自傷害保険に加入されてください。

●キャンセル料

お客様の都合によりキャンセルされた際は、以下のキャンセル料が発生します。なお、海況によるツアーの中止及び天候の悪化により来島出来なかったことによる中止の場合は、キャンセル料は発生しません。

・当日のキャンセル→上記料金の100%
・前日~3日前→上記料金の50%
・4日前~14日前→上記料金の30%
・15日前以上 →キャンセル料は発生しません。

●予約&問い合わせは以下のメールアドレスか電話番号にお願いします。不明な点は遠慮なくお問い合わせください。

080-8588-5288(田中)

予約フォームはこちら

 

 

人生いつまで経っても冒険だなとつくづく思います。万物はすべて流転しているので人間が思い描く安定などこの星には存在しないのだと思います。都会から屋久島にやってきて、家を建てるのも、田んぼをつくるのも、価値観の異なる異性と共同生活するのも、島の仲間で何かをクリエイトするのもすべては先の見えないアドベンチャー。この冒険がスムーズに実現できるように書物を読んでみたり、最近ではYouTubeで検索してみたり。しかし、自分の挑戦しようとする夢に答えなど存在しないのが世の常です。

学校教育では答えが存在し、それを導き出すことを教えてくれます。とても大事なこと教えてくれていると思ってます。しかし、アペルイでは冒険教育を芯に置いています。冒険教育は答えのない世界で、自分なりの答えを自らの力で見つけだしていくことを助長する場と機会を用意することです。一寸先は闇の世界に飛び込む力を育むことが最も重要。その力とは、2つの力と言えるかもしれません。

心に湧いた思いを実現してやろう!と強く思う情熱

不安でも一歩前に踏み出すことのできる勇気

大人になって常識を身につけていくにつれて、まわりの目や評価を気にするあまり、だんだん萎んでいってしまう力です。自然の中で冒険する体験は、答えが初めからある世界ではなかなか芽生えない感情が心に宿ります。

挑戦しようとする心

困難を乗り越えた時の幸福感

自己肯定感

他者と協調していく力

夢を追う勇気

コロナ、戦争世界の現代を生きる若者にとって未来は今、とても不透明。だからこそこんな力がこれから必要とされていくでしょう。こんな思いを芯におきながら、決して押し付けることなく、冒険を通して子どもたちの内から自発的に生まれてくる感情を大切にしたホームステイの時間を紡いでいきます。

アペルイの世界観にホリスティックエデュケーションや冒険教育をとりいれ、シューマッハカレッジやグリーンスクールのような場を屋久島につくり上げていきます。持続可能な社会を主体的に創造していく力と、自然に極力負荷をかけずに生きていく力が学べ身につく場です。横文字や堅苦しいワードあえて入れてます。わからない言葉は是非検索してみてください。

自給的な暮らしの中で生きる力を育み、自然の中で思いっきり遊び、共同生活の中で他者の意見を傾聴しながらも自分の気持ちをしっかり伝える日々を繰り返す中で、それぞれのお子さんの主体性や独創性が育まれていくことを大切にしていきます。