アペルイでは、単発のイベントのことをピースジャムと呼んでいます。これまで、映像ライブやトーキングサークル、ヨガ、うさと展示会、塩づくり、結婚式などを企画、開催してきました。過去のピースジャムはブログのカテゴリー「ピースジャム」でご覧になれます。
みんなの「好き」をもちよって平和の時間を紡ごう。好きなことをやってる人はとにかく楽しそう。その楽しいは隣の人にも不思議と伝染しちゃう。そして好きなことをやってる人ってなんでかな。みんな自然に対してやさしい心をもっている。
逆に好きじゃないことしてる人は何かドロドロしたものを他者に伝染させてしまって、それが世界中に蔓延してストレス社会ができあがってるように思えます。ストレスってやりたいこと、好きなことをできてない状態。好きでもないことはいったん放り投げて、みんなの「好き」を集結させてピースな時間を友に紡ぎましょう。
ピースジャムでは一人ひとりが夢中になっている楽しいことをジャムセッションのように披露し合い誰一人予想できない偶発的にできあがった平和な時間を味わい共感していくことをコンセプトにしています。ジャムセッションとは本格的な準備や予め用意しておいたアレンジを使うことなしにミュージシャン達が集まって即興的に演奏することをいいます。
屋久島という島は自然はもちろんのこと人がとにかく面白い。自分の心としっかり対話して自分が本当にやっていきたいことを実践している人がとても多い。日本的常識で悪い言い方するなら、自分勝手に好き勝手やっている人。最高級の言葉をつかって表現するなら心から湧きでた夢を素直に実行に移している人。
第一産業の農業じゃとても生きていけない日本の経済システムの流れの中で、無農薬無肥料の農法で生計をたててる冒険家。
屋久島の水を汚染したくないからと屋久島の赤土で絵を描く冒険家。
少しでも傷があるトビウオは出荷できない漁業のルールの中、捨てられてしまう魚たちを買いとって燻製にして販売するシステムを構築した冒険家。
女性一人単身で屋久島に移住してきて屋久島の食材を活かして大好きなフランス料理をだすお店を開業した冒険家。
エベレストに登らなくとも屋久島には植村直巳さんのような心のおもむく方向に生き方の指針をあわせることのできる冒険家がたくさん生息しています。こんな冒険家たちに触発されて多くの人が自分の「好き」をはじめだすことで自由な平和の香りが漂い、子どもたちにも生きる楽しさが伝わっていきます。
それが、国境を超えあちこちで平穏な時間が流れ出す最良の術と信じて屋久島にてPeace Jamを開催しています。