長らくお休みいただいていたガイド業ですが、形を変えていよいよ再開します。関東の緊急事態宣言の解除に合わせて告知しようと思っていましたが、もうどうなるのやらお国さんって感じなので。笑
今年は、募集型のリトリートを島人の仲間とコラボで月に1本、山泊型の山岳ガイドは自分一人で月に2〜3本のペースでやります。量を減らして良質なものをていねいに。
ガイドという職業はお百姓さんみたいなところがあって、さまざまな引き出しを増やさないと使いものにならないので、植物や動物の知識に、気象の知識、島の歴史や風習、野外救急法、インタープリテーションの技能、お笑い、心理学、芸能ニュース、写真撮影、ギアのことなどなど学ぶことはゲストの趣向が十人十色なので多岐に渡ります。加えて、私生活ではお米を育てたり、塩をつくったり、家を建てたり。。。こんなライフスタイルなので、いつの間にか一人でなんでもやってしまう癖がついてしまっていて、それゆえになかなか完全なるガイドになれないまま常にもがいている状態が続いています。笑
そんな状況を一変させてくれたコロナウイルス。泳ぐことをやめると酸欠で思考が腐って死ぬと思っていたマグロ男でしたが、止まってゆっくり眺める世界が、なんとまあ美しいことっ! 屋久島に移住してきてからすぐに起業したので、心身ともに落ち着いている状態で屋久島を感じたことが実は今までなかったことに気づきました。まるで旅人になったような1年を過ごすことができました。そんな毎日の中で、自分自身の心の発する声に耳を傾けながら、屋久島と自分がつながる体験がたくさんできました。
そして、島のガイド仲間とコラボで開催した島内向けの縦走を去年の秋にしたことが、今回のリトリートに大きく影響してます。
今回のリトリートの共催者であるシトカともこのときはじめていっしょに山を登りました。
そのとき、大きな気づきが3つありました。
1つは、一人でガイドするより断然質の高い旅が演出できる!
2つめは、チームでガイドした方がめちゃくちゃ楽っ!
3つめは、ヴィーガン山メシとの衝撃的な出会い!
この3つを深掘りするとかなり長文になりそうなので、また日を改めて、一つ一つのゲストにもたらす効用を書いていきたいと思います。
簡単にまとめると、未完成の百姓ガイドは、多種多様な特技をもつ仲間とコラボして旅の質を一気に高めるに限るっ!
とりあえず今日は、長い長い屋久島バカンスを終えて冬眠から目覚めた報告を。という投稿でした。
さあ、充電満タン! カメラも5年ぶりに新調して最高の思い出を切りとりますよ。普段は有料で撮影しますが、ニューカメラがやってきて嬉しすぎるので、今回のリトリート写真は、なーんとすべて無料でギフトしますっ!これから、山の風景や、料理、宿泊施設など、リトリートのイメージがつきやすい写真、アップしていきますね。コロナとの化学反応で生まれたアペルイ1発目のリトリートの詳細はこちらっ↓
https://wazoayumi.wixsite.com/yakushimaretreat