家族で田んぼへ。長男坊は文句を言わず大人のように、次男坊は眉間にしわをよせながら、末っ子は全く手伝わず、それぞれがそれぞれのスタイルで草取り。
飽食の日本の食料自給率は40%をついにきり38%。自分たちで作ってないのになぜか大量に食品を廃棄しています。日本は世界中から5800万トンの食品を輸入しているそうですが、そのうち1940万トンを捨てているという現実。その裏側では、栄養不足の子供が6秒に1人の割合で死んでいるという現実。輸入には大量の化石燃料を消費しながら輸送されているのに国産の食品よりなぜか安い。食品廃棄も3割ほどはリサイクルされているみたいだけど7割はまたまた化石燃料で焼却しているそう。もう何が何だか。。。
日本にしかない言葉『MOTTAINAI』を世界共通の言葉にしようという動きがある一方で、日本国内では、その言葉はもはやつかえない状況になっているのが現状です。
日本の「食」をよくまとめくれているサイトを見つけました↓
世界で一番食べ物を捨てる国「日本」【低い食料自給率・高い廃棄率】 - NAVER まとめ
この解決不可能のようにみえる問題に様々な人がアクションを起こし頑張ってくれている事を知りました。どうにかしたいって思っている人きっと日本にたくさんいるんだろうなあ。
うちら家族では、いったい何ができるかなあ。その答えは
「食べものを育ててみる」
消費生活から自給生活にシフトすることが、あらゆる問題を解決できる!そう意気込んで屋久島で農家にはならず農を営んでいます。
人間社会の問題、たくさんあるけど、人間の行為の変化で自然も変わってきている。屋久島では昔に比べると川の生きものが少なくなっていると地元の人に聞いた事があります。海の魚も減っているとか。
いったいどうしたらいいんだろう。
人が変わることでしか、この問題は解決できないということだけは間違いなさそうです。
でも、除草剤まかないと草取りたいへんだよなあ。
楽しい事を見つける天才の子どもたちが、何やら生き生きしだしたぞ。
おー、おたまじゃくしがいたのね。
「いかに楽をするか」をかんがえるのが得意な大人。その子どもたちは、めんどくさい事ばかりして楽しんでる。お陰で作業がはかどらな〜い。
子どもたちが本当に喜ぶ世界って。。。
巡る巡る煩悩。世界の問題を左脳では整理しきれない。
稲穂に花がつくまで、草取り瞑想はつづく。
でも右脳では、何をしたら世界が良くなっていくか直感的に分かってる。だから、子どもたちが喜べる世界づくりを今日もコツコツと。
お昼ごはんは紫陽花の咲く沢で。田んぼの水路の水はこの沢に流れ込んでいるんだよなあ。