気温もぐっと上がり、雨もよく降り、春が到来したな。そんな屋久島は、木の芽や草花がぐんぐん顔を伸ばしはじめている今日このごろ。このタイミングで、今年もお米づくりが始まりました。写真は去年収穫した「にこまる」という品種。とても美味しかったので、今年は去年の3倍、植える予定です。
種をまく人。夕食の野菜を摘む人。木で遊ぶ人。持続的な自然共生的な農ある暮らしは、やることがたくさんあって核家族ではとても大変。ここに訪れる旅人と友に、仕事を任せて役割分担して日々を過ごしています。みんな迷いながらも自分で決断しながら、初めての農作業をこなしています。小さな独立心が芽生える瞬間が、なんだかとても自由で平和です。
お米が主食のタイからやってきたサコンは、日本で初めてのお米づくり。
「タイのお米より日本のお米の方が美味しいです。」
そうでしょう!そうでしょう!日本のお米は世界一。そして、我が家のお米は宇宙一っ!お米づくりには、不思議な自己肯定感が内に宿ります。
チンゲンサイは花が咲き始め、もう終わりの時期。お猿さんが木の上でモグモグ美味しそうに食べてました。