今年もサツマイモのツル植えの季節がやってきました。
切ったツルを大地にさすだけで、なんでこんなにイモができるんだ!という感動が病みつきになり、毎年植えてます。今の所、お米は1年分自給できていないので、サツマイモはアペルイの冬の大事な食料源になっています。さつまいもは草取りだけで、本当よく育ってくれるので、屋久島の自然環境に合ってるんだと思います。
サツマイモはあまり肥料が入らず、連作障害になりにくいので、去年と同じ場所に植えることに。去年は、水の流れをとめるような畝の切り方をしてしまったので、畝の向きを傾斜に沿って切ってみました。どうなるかなあ。
毎年アペルイで植えているのは紅はるかという品種。今年も去年同様1000本植えました。
2010年に品種登録されたばかりのまだ新しいさつまいもで、名前の由来は安納芋より「はるか」に甘いからきたとか。掘ってすぐ食べた時は、そこまで甘くないですが、年明けまで熟成させると、もはや芋ではなくスイーツ!それほどまでに甘くなります。アペルイの冬は、おやつに焼き芋、夜ご飯は芋料理と、紅はるか三昧の日々を送っています。
すっかりサツマイモの魅力にとりつかれてしまうと、他の品種も気になるのが、食いしん坊のサガ。過去に安納芋と紅さつまは植えたもののあまり成長せず。今回仲間入りしたのはシルクスイート。繊維が少ない品種で、絹ような食感が名の由来のよう。とにかく甘いよ!と島の農家さんに教えてもらったので、今回200本植えてみることに。
去年の紅はるかはとても繊維が多く、加工しないと販売はできないほどだったので、繊維の少ないシルクスイートさんにはかなり期待しています。
どうなるかなあ。
ワクワクドキドキの農ギャンブルやめられません!笑