去年はあまりの忙しさにお休みしてしまった塩づくり。今年はしっかり作っていて、いい状態の塩を作れるように熟練してきたので、今年は販売用も作っています。春には紹介できる段取りで動いています。今年は、ガイドスタッフのたかしくんが手伝ってくれているので、順調に仕上がってきています。
塩の効用 | なぜアペルイでは塩は買わず手作りしているのか。
アペルイでは塩の存在をとても大切に考えています。狩猟採集をしていた縄文時代は動物の内臓や骨の髄を食べていたので、単独で塩を摂取する必要はなかったそうです。その部位には塩が含まれているそうです。しかし、農耕する時代になって米中心の菜食になっていったときから、日本人は塩を精製するようなったといわれています。僕たちがつくっている塩は食塩ではありません。海のミネラルを含んだ「薬」と認識して、時間をか...
アペルイの塩がどんな海で誕生しているのか。どんな環境で塩づくりをしているのか、まずは要の海水を汲んでいる場所を視覚化したいなということで、空撮してきました。アペルイはこんな森の中でエコビレッジ作りをもう10年しています。海まで民家がなく、すぐそばには森に包まれた川が流れています。
最幸の塩づくり環境でございます!
写真下にビーチがありますが、この浜のそばで海水を汲んでいます。森のようちえんやガイドで利用させてもらっているこのプライベートビーチ。今まで人に出会ったのなんと!1人だけ。プライベート感たっぷりのお気に入りのビーチです。
こんな森の栄養分が注がれた海。そんな風景の中で生まれる塩たち。たまらないお味ですよー!