いよいよ大きな骨組みの組み立て最終日。4年前に手伝ってくれた大工集団が駆けつけてくれました。島の仲間たちも加勢にきてくれ無事、棟上げが終わりました。休みを返上してやってきてくれた友達、仕事を部下ににまかせて駆けつけてくれた燻製屋の社長さんなどなど。棟上げはなんとも言えない幸せな気持ちでいっぱいになります。
まだ屋根張りが終わってないので、梅雨前になんとか終わらせないとで、まだまだやること盛りだくさんですが、ひとまず一安心です。前回の棟上げではユニック車の力を借りて棟上げしましたが、今回はユニックは呼ばず、人力のみであげたことが大きな充実感となって喜びであふれています。「手間がかかって、体力も必要で、時間はかかってしまうけど、人力でやり抜こう」そんなスピリットをもった棟梁サダオくんに感謝です。
足場も借りず、当日その場にあったもので。みんなの知恵を振り絞っての棟上げ。僕一人じゃとても思いつかないアイデアがたくさん飛び交って、最幸に楽しかったです。便利なもので溢れかえる現代。不足していることが、なんて大切なことなのか。足りないものを補おうとする行動が、なんて人の心を豊かにするのか。身にしみました。便利なものは買って消費するより、完成する前の創りだす過程の方が何倍も楽しい時間なのかもしれません。
今回は飲むことがメインだったので、16:00きっかりに終了して、即乾杯っ!
その後、去年収穫したもち米をついて、焚き火して、スイッチが切れるようにして眠りました。コツコツ作業の連続の大工仕事だけど、だからこそ、一気に組み上がっていく棟上げの感動は、これまでの人生の中でもトップクラスに幸せなイベントです。
朝を起きてシャッターをパシリッ。
さあ、今日もがんばるぞー!