桃栗3年、柿8年と言われてきたけど、植えて6年で柿の実がついてくれました。15個ぐらいあった柿は鳥が食べ、アリが食べ、みんなで分け合いながら、人間家族も旬を楽しめました。何も調理してないのにフルーツってなんでこんなにも美味しいんでしょうか。地球に生まれて本当良かったと思う瞬間です。
子どもたちは柿の取り方を知らないから一生懸命引っ張っていたけど、やがていいアイデアを思いつきクルクル回しながら楽々ととるようになってました。漢字通り親は木の上から見てれば子はぐんぐんオリジナルの生き方を掴み取っていってるようです。
できるだけ邪魔をしないように。
できるだけ考える機会を奪わないように。
あぁ、来年から「柿が色づいて秋がやってきたねえ」そんな会話ができるかと思うとなんともいえない素朴な幸せがこみあげてきます。
食べられる森がすこしずつ育ってきているアペルイから、秋のお届けでした。