僕のばあちゃんが一昨日死んだ。享年96歳。戦争を経験し貧しさと飽食の時代を経て、約100年の日本をどのように感じて果てたのだろうか。僕は幼いころからばあちゃん子で、両親とは異なる彼女の一つ一つの行動に不思議さと温かさを感じていた。畑が大好きでモノが捨てられない性分は、しっかり僕に引き継がれ、屋久島へ。
肉体は死んでも彼女の魂が大切にしていた思いは後世へ受け継がれていくから、ばあちゃんは自分の心の中では死ぬどころか今も輝いて生き生きとしている。
僕が小学生の頃から、口癖のようによく言っていたばあちゃんの言葉
「笑う門には福来る。どんなことがあっても笑ってないといけん。」
我が家の家族感はもはや血縁関係を超え、国境のない地球家族へ。たくさんの仲間の協力があり、今年も笑顔で新米に包まれることができました。ばあちゃんに食べてもらいたかったなあ。